こももちゃんといっしょ

●卒園しました。
春、三月、このよき日に。

こももちゃん、幼稚園を卒園しました〜!パチパチ!

このコラムをはじめさせてもらった時、こももは2歳前。まだまだ片言でした。それが6歳になって、
イッチョマエなことを言うようになって、卒園です。

どんどん大きくなっていくこももに、いろいろ思うことはあります。何より思うことは、もう一度たろちゃんくらいに小さく、赤ちゃんに戻らないかなあ・・・。ということ。
一人目の子供と言うこともあって、わりと厳しく育てました(そのつもりです)。そのせいか持って生まれた性格なのか、あまり親にも逆らわず、反抗期もイヤイヤ期もほとんどなく、いまでもまわりの大人の顔色を見る、かなり「いい子」です。

それが、こももに無理をさせてるんじゃないかなあ・・・。
あんなにカリカリ怒りながら育てなければよかった。
もっとおおらかに見てやればよかった。

と、自由気ままなたろちゃんを見て、思うわけです。

こいつはほんっっとに二人目の要領のよさを発揮してます。
(などという私も二人目なんだけど・笑)


もう一つは、小学校へあがる不安。
こももはけっこうおっとり、ぼや〜っと育っております。
周りにいい人に恵まれたせいもあり、おそらく「性善説」を心の底から信じているのではないでしょうか。
周りのお友達がイジワルなことをするはずはない。
友達同士がけんかをすると、自分も悲しくなります。
(まわりでの)あんまり激しい戦いごっこもちょっと苦手。

「○○ちゃんが、こんなことをした・言った」「○○先生が××くんのことを怒った」など、こもものする話に私が「なんでそんなことをしはったんかなあ?」「○○先生、怒らはったらコワイの?」と聞くと、
「○○ちゃんわざとしはったんとちがうねん。」
「やっぱり、先生は怒ったはらへん。やさしく注意しはっただけやねん」
と、自分の言ったことを撤回してかばうのです。

私は「一番最初に行ったことが正解(?)で、言いなおしたことは相手をかばった結果」と考えていますが、
同年代のお友達はどう受け止めるか・・・?
意見をころころ変える・相手によって言うことを替える、ととられるのでは?
それに、小学生になると幼稚園と違い「みんなおともだち」という風には行かないと思います。特に女の子同士、キツイですよねぇ。友達関係も親抜きのつきあいになっていきます。

不安だらけです・・・。


ま、いろいろ悩んでも子供は大きくなっていく。

親がいろいろ不安に思うと、その気持ちは子供に伝染するので親はドーンと構えていなさい。

といううちの母の教えを胸に、にっこり笑って、こももを送り出そうと思います。

長くなったので、卒園式の様子はまた次回。




(注)リンクはPC用です


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